HearTomoは、Apple Healthと連携して、Apple WatchのECGデータから1/fゆらぎの傾き、ローレンツプロット、感情分析を行うアプリです。
1/f ゆらぎの傾き値
心拍の間隔RRIデータをパワースペクトル密度PSDに変換し1/fゆらぎの傾き値の計算を行います。日、週、月、6ヶ月、1年と時間の経過による値の推移をグラフで見ることができます。
ローレンツプロット
自律神経活動の時間領域指標の一つで、RRI(n)でn番目の心拍とその一心拍前の心拍の間隔とします。 x軸にRRI(n)の値を、y軸にRRI(n+1)の値をとってプロットしていったものです。
オーダーメイド感情推定
データの蓄積を日々学習・アップデートして、その人に適合した感情推定を行います。交感・副交感神経の活動状況を「両神経ともに高い」「交感神経だけ高い」「副交感神経だけ高い」「両神経ともに低い」の4つの状態に分類 「心の声」として感情推定します。
心拍数推移
安静時心拍数と測定時心拍数をプロットし、日、週、月、6ヶ月、1年と時間の経過による値の推移をグラフで見ることができます。
HearTomoの基本技術
大坂元久氏(東京大学理学部数学科、日本医科大学医学部医学科卒、現日本獣医生命科学大学名誉教授)とZMP との共同研究により心拍データ分析サーバシステム 特許6430729 を元に開発しました。
大坂氏は独自の計算式とRonald Berger ジョンホプキンス大学病院教授の心拍変動をスペクトル解析するアルゴリズムを用いて心拍ゆらぎの解析を行いました。
分析精度を上げるために、きれいな心拍波形を取りましょう。
テーブルや膝などで腕を固定して、指も動かないように30 秒間維持します。測定結果を下にスクロールし「完了」をタップした後、再度30 秒の計測を行います。
合計4 回繰り返し2 分間のデータが必要であり、他社アプリの30 秒計測に対してハートモは4 倍精度が高いといえます。
なるべく間隔を開けずに4 回連続して計測しましょう。
ウェブサイト: https://heartomo.com/
利用規約: https://www.apple.com/legal/internet-services/itunes/dev/stdeula/